車査定

通勤の足用

それまで車は1台は所有していたのだが、通勤用としてもう1台どうしても購入する必要に迫られた。ランニングコストを考慮して軽自動車を、それも予算の関係で中古車を探すことにした。
 休日に数軒、思いつく近所の中古車販売店をまわってみた。

そこで発見したのだが、中古の軽自動車は思っていたほど安くはない。というか新車との価格差がそれ程大きくないのだ。走行距離が短く、比較的キレイで新しいものになると少し足して新車を購入した方がいいような気すらする。隣に並んでいるコンパクトカー(普通車)の方がはるかに安い。こちらにしようかとも思ったが、
何といってもランニングコスト。維持費で選べばやはり軽自動車しか選択の余地はない。
 1ヶ月程かけて休日の度に中古車屋行脚を繰り返した。中古といえども購入前提で車を選ぶのはやはり楽しいものだ。探し始めた当初は色々と夢を描いていた。
 軽自動車とはいっても走りのいいのがいい。となるとターボ車か…。できるだけワンオーナーであまり走ってないもの。見た目綺麗なもの。デザイン的に自分が納得できるもの…。しかし予算の壁は厚く、ことごとく条件を削っていった結果、走行距離が10万キロオーバーのものか、発売後10年以上経過したデザイン的にも古臭いものぐらいしか選択肢がなくなってしまった。
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 妥協しまくって買った車に愛着が沸くのか?そんなギモンがふと頭をよぎった。いくら通勤の足とは言え、毎日命を預けてステアリングを握るのだ。いわば相棒である。相棒選びはもう少し良く考えようと思いそれまでとは選び方を変えてみることにした。
 4ナンバーである。商用バンと呼ばれる、後部座席よりも荷室の方が広いアレである。4ナンバーも視野に入れると意外と色々いいい物件が出てきた。走行距離は比較的短いし、年式もそれ程古くはない。デザイン的にも当時「わりと良いな」と密かに気になっていた車が見つかった。
 98年式のダイハツ ミラ (5代目 L700型)である。
5速マニュアルで装備は最小限、エアコンは付いているが、それ以外の快適装備は一切なし。パワステすらない。内装も一部は鉄板むき出し。しかし車重は異常に軽く、非力なエンジンでも軽快に良く走る。何より燃費が抜群にいい。マニュアルトランスミッションを上手に駆使して走ると20km/lは余裕だ。車重の軽さは
走りにおいてあらゆる面に有利に働く。内装のチープさも「スパルタン」という表現でいつしか美点に変わっていった。
 と言った訳で僕にとってこの小さな商用車はとってもお気に入りの相棒となり、その後およそ4年にわたって付き合っていくことになった。4ナンバー商用バン、「有り」である。